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以前の記事はこちら。
看護師には一般の人が見えない給与制度があることを知っていましたか?
以前、看護師の階級制度による給料格差に触れました。
そこだけを見ると、大学を出た看護師が給料面では優遇されているように見えますが、
実際は他は部分に目を向けないと、損をする可能性があります。
この記事は、以前の記事の続きです。
【看護師になるために】 コストパフォーマンスの良い条件があることを知っていましたか? 第1章
【看護師になるために】 住居費を安く抑えて手取りを増やそう 第1-1章
【看護師になるために】 住居費を安く抑えて手取りを増やそう 第1-2章
【看護師になるために】 【社会人が看護師にジョブチェンジするには超重要】 第2章
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看護師には、助産婦、保健師、看護師、准看護師という種類があります。
基本的に、助産婦、保健師は、看護師免許を取得した後に、再度勉強をしてとる資格です。
看護師歴21年目、実習指導10年目の自分が感じる、看護師の本当の給料に関わるお話をします。
看護師になるなら、お得に資格取得を目指しちゃいましょう!
ただし、地方性や病院の方針が絡んでくるので、「事前に確認できて、当てはまったらラッキー」程度に考えておきましょう。
ただ、当てはまった時のコストパフォーマンスは給料格差を超えます。
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本は耳で聞く時代になりました。無料の間にぜひ試してみましょう!
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✔本日の記事内容
・場合によっては給付金がもらえる
・おすすめは精神科病院での資格取得
・まとめ
✔看護師は就職するとお金がもらえる
条件は、病院の転職を考えているか、病院で働いていない人になります。
その条件を満たしたうえで、准看護師の資格を持っていて、正看護師の資格を取りたいと考えたとします。
まず、看護師転職サイトに登録しましょう。
そして、看護師転職サイトで希望に合う病院を探してもらいます。
転職サイトは無料で登録できます。
自分は2つの転職サイトに登録したことがありますが、かなり親身になってサポートしてくれます。
気になる病院との交渉もしてくれますし、わがままな条件も聞いてくれる印象でした。
もし、自分で病院と交渉するとなると気がひけませんか?
そして、時間効率も悪いです。
こういった、面倒な作業を無料で行ってくれる転職サイトは使わない理由はありません。
今度お話ししますが、自分で就職先を見つけて就職活動をしたときに失敗したことがあります。
結局、1週間で辞めてしまったので、就職した病院に大迷惑をかけたなぁ・・・と、今でも後悔しています。
それからは、友達が転職する際は、転職サイトをお勧めしています。
そして、条件の折り合いがつけば就職します。
すると、お祝い金をいただけたりします。
上手くいけば40万円貰えるそうなので、1年間の学費の約半分を手にすることができたことになります。
もし、お金がもらえなかったとしても、条件交渉などはしてくれるので使う価値は絶対にあると思います。
✔場合によっては給付金がもらえる
これも、条件が見合う人にはなりますが、返金不要の給付金が国からもらえます。
看護学校の多くは、国が行っている教育訓練給付制度の中の、専門実践教育訓練給付の対象になっています。
教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たす場合、教育訓練にかかった入学料や受講料などの一部についてハローワークから給付金の支給を受けられるという制度のことです。
その中でも、看護学校は、専門実践教育訓練給付という、より支給される給付金の額が大きい制度の対象になっています。
その給付額は、訓練経費(学費)の最大50%(年間上限40万円/最大3年間)となっています。
さらに、看護学校を卒業し、無事に国家資格を取得して1年以内に病院に就職できると訓練経費(学費)の20%にあたる追加支給を受けることができます。
つまり、最大で教育訓練経費の70%(年間上限56万円/最大3年間)の支給を受けることができます!
看護専門学校の学費全国平均が約85万円と考えると、是非とも活用したい制度です。
見る気なくなりました?w
大丈夫です。
早い話が、2~3年雇用されてから離職。
離職1年以内に、ハローワークで看護師になりたいです!
こう言ったら手続きが開始されますw
詳しい条件は以下の通りです。
・受講開始までに3年以上雇用されていた経験がある
・給付を初めて利用する人は2年以上
・離職してから受講開始までの期間が1年以内
・厚生労働大臣が指定している講座(看護学校)であること
・受講期間が2年以上であること
その他にも・・・!
まだまだあるぞ、貰える給付金!
高等職業訓練促進給付金の支給
対象者
市内在住のひとり親家庭の親で,次のすべての要件を満たす方
(原則,1人につき1回限り利用できます。)・児童扶養手当を受けている方,または同様の所得水準にある方
・養成機関において1年以上の教育課程を修業し,対象資格の取得が見込まれる方
・就業(または育児)と修業の両立が困難と認められる方
・過去に本事業による給付(または趣旨を同じくする他の給付)を受けたことがない方
対象資格
看護師、准看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士、作業療法士、
歯科衛生士、美容師、社会福祉士、製菓衛生師、調理師 等
貰える金額は以下の通り。
看護師になる方にシングルマザーが多いのも納得できますね。
知り合いの方でも、使っている人がいましたが、美容にお金をかけていたりと、貧乏そうな暮らしはしていませんでした。w
こういった制度を利用すると、看護師免許を取得しながら確実な資産形成ができます。
当院の学生で、2年間の就学中に300万貯蓄した強者もいましたし、活用するメリットは大きいと思います。
✔おすすめは精神科病院での資格取得
自分は4つの病院を渡り歩いてきました。
その経験から言うと、精神科病院は、給与、待遇、仕事量の面で優遇されているように感じました。
ただし、これはあくまで体感での話です。
大事なので、2回言っておきますね。
あくまで体感での話です。
理由は、人気のない科目だからです。
自分自身も精神科に努めるまでその魅力には気づいていませんでしたが、人気の出ない科目だからこそ、職員を大事にしてくれる傾向にあります。
あと、他の科目より男性職員が多い傾向にあります。
そのため、女性が多い科目より、人間関係がギスギスしにくいと思います。
あくまで、体感になりますが、男性職員は優しい方が多くトラブルを避ける傾向にあるのも大きな理由だと感じます。
また、仕事量の面でもかなりの違いを感じます。
自分自身は、救急当番を受け持っている病院で正看護師の資格を取得しましたが、死ぬほどに忙しかったです。
そうなると、心を失うことになります。
若い頃は、患者さんを救うか?よりも、仕事を優先している時期がありました。
当たり前の話ですが、精神科では手術はなく、検査なども限られたものしかありません。
そのため、看護技術の向上は望めませんが、精神科特有のコミュニケーション能力は向上します。
コミュニケーション能力は向上は、この先の人生全てに関わってくる能力です。
そこが、伸ばせるのであれば、看護技術の向上は後になっても取得できると思います。
「心を失う」
そうなってしまうよりは、ある程度ゆったりとした環境で、給与、待遇、仕事量でバランスの取れた資格取得が良いと思うのでございます。
✔まとめ
看護師の免許取得には、お得な方法が揃っている!
今日も見ていただきありがとうございます。
自分は夜勤です!
みなさんも気を付けていってらっしゃいませ。
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