【看護師になるために】 【社会人が看護師にジョブチェンジするには超重要】 第2章

ザックリとした計算になりますが、看護師になるには結構な金銭負担が伴います。

看護学校の気になる学費は?

あこがれの看護師を目指すには看護学校への進学が必須となりますが、どのように進学先を探せばよいか迷ってしまいますね。一番気になる情報は、やっぱり学費!どのくらいの費用が掛かるのか確認してみましょう。

初年度に学校に支払う金額は、専門学校(私立)の平均が約110万円(※1)、私立大学看護学科の平均が約186万円(※2)となります。

初年度だけみても、専門学校、大学ともに、かなりの費用が掛かる事が分かります。総額で考えると、専門学校は約250~300万、私立大学は約500~700万円かかります。

※1 公益社団法人東京都専修学校各種学校協会の令和元年度の学生・生徒納付金調査による
※2 ベスト進学ネットの私立大学看護科等の初年度学費による

学費の内訳をご紹介!

看護学校の学費は、大きく分けると入学金、授業料、実習費、設備費の4つになります。その他、教科書や参考書代などの費用も年間8万円程度かかります。

看護学校の学費
・入学金(初年度のみ)
・授業料(専門・短大:3年間、大学:4年間)
・実習費(専門・短大:3年間、大学:4年間)
・設備費(専門・短大:3年間、大学:4年間)

医療系の学校全てに言える事ですが、人の命や健康を預かる職業に就くためには、専門的な内容を学ぶ必要があり、必然的に高額な費用がかかってきます。

学校によっても異なりますので、保護者の方と一緒に、確認することをおすすめします。

高い学費でも看護奨学金なら安心!

これだけ費用がかかると、心配になってくると思いますが、そこは安心してください!

看護奨学金制度は、看護学校(専門・短大・大学全て含む)に通う学生が、毎月5万円程度サポートしてもらえる制度です。年間で考えると、専門学校・短大(3年制)なら180万円、大学なら240万円になります。

ベスト進学ネットさん調べ

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以前の記事はこちら。

看護師には一般の人が見えない給与制度があることを知っていましたか?

以前、看護師の階級制度による給料格差に触れました。

そこだけを見ると、大学を出た看護師が給料面では優遇されているように見えますが、

実際は他は部分に目を向けないと、損をする可能性があります。

この記事は、以前の記事の続きです。

【看護師になるために】 コストパフォーマンスの良い条件があることを知っていましたか? 第1章

【看護師になるために】 住居費を安く抑えて手取りを増やそう 第1-1章

【看護師になるために】 住居費を安く抑えて手取りを増やそう 第1-2章

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看護師には、助産婦、保健師、看護師、准看護師という種類があります。

基本的に、助産婦、保健師は、看護師免許を取得した後に、再度勉強をしてとる資格です。

看護師歴21年目、実習指導10年目の自分が感じる、看護師の本当の給料に関わるお話をします。

看護師になるなら、お得に資格取得を目指しちゃいましょう!

ただし、地方性や病院の方針が絡んでくるので、「事前に確認できて、当てはまったらラッキー」程度に考えておきましょう。

ただ、当てはまった時のコストパフォーマンスは給料格差を超えます。

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✔本日の記事内容

・病院からの奨学金を無料にする方法
・病院によって違う奨学金
・まとめ

病院からの奨学金を無料にする方法

その方法は、物凄く簡単です。

病院から奨学金を受け取った期間と同じだけ、病院で働くことです。

基本的にはこのスタイルでやっている病院が多いと思います。

もし、卒業後すぐに他の病院に行きたいと感じたのなら、支給された金額を一括返済することで自由を取り戻すことも可能です。

場所によると思いますが、利子などのペナルティはつかないと思います。

どうあっても損はないので、もらっておくことをお勧めします。

そうすることで、簡単に100万以上の資産を形成することができます。

では、なぜ、病院は手厚く奨学金を用意するのでしょう?

それは、もちろん、看護師の数を確保するためです。

売り手市場の中にあって、地方の個人病院は人気がありません。

東京に憧れる女性 夢を打ち砕く「都民からの一言」 – ニュースサイトしらべぇ

若い子は、都会に行きたいですよね?

実習指導者をしていると、就職先について聴くことが多いのですが、その結果は以下の通りです。

1位 大阪

2位 東京

3位 広島市内

(俺調べ、根拠なし)

看護大学からの看護実習生ほど、こう答えることが多いです。

(奨学金をもらっていないので、就職の自由度が高い)

逆に、すでに働きながら学生をしている人は、ほぼ100%今の病院に就職するそうです。

(奨学金をもらっているので、就職の自由度が低い)

こういった理由もあって、地方で働く人材は少なくなりがちで、ますます希少価値が高くなります。

だから、病院は奨学金をだして、数年間縛りをつける。

なんか、携帯会社と一緒ですねw

自分の場合は、

准看護学校2年間で病院から100万円が支給されました。

卒業後、すぐに愛媛県の学校に入学したので、もらった奨学金100万円は返済しました。

正看護学校2年間でも病院から100万円が支給されました。

卒業後、2年以上働いたので、奨学金の返済は無くなりました。

入学に必要な教科書代や制服代も支給されていたと思うので、ほぼ無料で正看護師の免許を取得できたことになります。

まぁ、居住費も食費も安かったのでコストパフォーマンスに優れた免許と言わざる得ないでしょう・・・(金額に見合う苦労は多々あったが!)

病院によって違う奨学金

ちなみに学費だけを支払う病院もあれば、奨学金という名目で給与支給している病院もあります。

どういうこと?ってなりますよね?

例として、所属している病院の例を出します。

うちの病院の看護学生は、午前働いて、午後から学校へ行きます。

そして、週に1~2回程度夜勤をします。

まずバグっているのが、この夜勤の計算式です。

夜勤手当(7000円程度)+時給(1000円程度)が支給されます。

1回の夜勤で、

なんと!

お値段、15000円!

を稼ぎだします。

そして、奨学金として、毎月約10万円が支給されます。

これで、毎月の手取りが、20万円近い学生ができあがります。(あふぉか!)

だから、看護学生が、

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高級車に乗りまくるw

学費を支払っても、完全におつりがきます。

そりゃ、職員より良い生活するw

ただ、当院は学生が入れる寮がありません。

そのため、学生の居住費に関しては、コストパフォーマンスが悪いでしょう。

(ただ、それを超える支給がありますが・・・)

※卒業後、ボーナスから奨学金を返す形となります。

そのため、ボーナスで他の看護職員より50万近く多く支給されて、50万円引かれる計算となるようです。

そのため、納税額が増える弱点があります。(そのくらいはあって当然)

こういった詳しい話は、横のつながりがないと聞くことができません。

もし、看護師としての夢と、資産形成を一緒に狙うのであれば、就職先の病院の奨学金制度はしっかりと調べておく必要があります。

お得に看護師になるためには、自分の夢と、実際にもらえている金額を計算することが必要でございます。

まとめ

社会人から看護師にジョブチェンジする場合は、特に重要な内容でございます。

今日も見ていただきありがとうございます。

みなさんも1日お疲れさまでした!

また、明日!

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