チャンス到来!?【FXでのメリット・デメリット】FXを始めるならおすすめの会社

【DMM FX】入金

# FXのメリット・デメリット

これからFXを始めようか検討なさっている方や開始して間がない方は、FXのメリットやデメリットが何か気になっているのではないでしょうか。
そこで、この記事ではFXのメリット・デメリットについてご案内します。

## FXのメリット

1. 少ない資金でも開始できる
2. 24時間いつでも取引できる
3. 不況をチャンスにできる
4. 海外のニュースへの関心が高まる

### 1. 少ない資金でも開始できる
例えば、株式取引ですと、50万円~100万円あたりが準備資金として推奨されることが多いです。単元株という最低取引単位がありますが、これが100株の会社が多いため、たしかにそれくらい元手がないとそもそも取引できないことが多いです。

FXでは、レバレッジといって、手元の資金よりも大きな金額で取引できる仕組みがあります。そして、日本では法令により、FXのレバレッジは最大25倍と規定されています。

例をあげますと、資金が10万円、現在のドル円の為替レートが1ドル=110円、レバレッジが25倍とします。

この場合、資金の最大25倍の取引ができますので、10万円✕25倍=250万円までの取引が可能です。1ドル=110円なので、250万円÷110円≒22,727ドルの売買ができるということです。

その上、最近は1回の取引の最小単位として1,000通貨の業者も多く、中には最小単位1通貨の業者まであります。ドル円でしたら、1,000通貨で5千円弱、1通貨でしたら5円前後の元手で取引可能です。

これでしたら、多額の資金が準備できなくてもFXを開始することができますね。

### 2. 24時間いつでも取引できる

FXでは、世界中の銀行などが取引しているインターバンク市場を通じて、平日でしたら24時間いつでも取引できます。

例えば、よくFXと比較される株式取引ですと、東京証券取引所の営業時間が平日9時~15時までのため、取引できる時間が限定されています。

これでは、会社勤めの方ですと、取引することが難しいですよね。

FXでしたら、24時間取引できますので、会社勤めの方であっても、たとえば帰宅後の21時~24時の間にトレードに勤しむ、といったことも可能です。これでしたら、無理なくFXに取り組むことができます。

### 3. 不況をチャンスにできる

FXとは外国為替証拠金取引(foreign exchange)の略語で、詳細は割愛しますが、現物の通貨を売買しているわけではありません。

そのため、証拠金を口座に入れることで、買いから入って売りで終わるだけでなく、売りから入って買いで終わることもできます。

例えば、口座に証拠金が入っていれば、実際に手元に10万ドルを持っていなかったとしても、10万ドルの売りから入ることができます。この10万ドルを売ったときに1ドル112円で、その後1ドル108円のときに10万ドル買ったとします。すると、実際には、11,200,000円(10万ドル✕112円)と10,800,000円(10万ドル✕108円)の差額のやりとりさえすればよいのです(差金決済)。
そして、この例のように、売ったときよりも買ったときのレートが小されければ、その差額が利益となります。

これでしたら、もし世界経済の不況が続いたとしても、利益を獲得できるチャンスはありますよね。

### 4. 海外のニュースへの関心が高まる

FXに取組むと、海外のニュースへの関心が高まります。

テレビニュースなどでは、結構な時間を割いて海外のニュースを報道していたりしますが、海外とあまり関係のない生活をしていると、正直、興味の湧かないことも多いですよね。

ところが、FXでは海外のニュースがマーケットの動きに直接はね返ってくることが少なくないです。私事ですが、アメリカ中間選挙の開票中や、イギリス議会のブレグジット修正案の審議中にチャートを見ていたことがあります。通信社の速報や、首相の一言一句でレートが乱高下するので、ピリピリとした当事者意識(?)をもってチャートを横目にニュースや実況放送を見守っていました。

お金稼ぎのために始めたFXで、いろいろなニュースへの関心が高まるのは、ちょっと嬉しい副産物といえるのではないでしょうか。

## FXのデメリット

メリットも多いFXですが、もちろんいいことばかりではありません。以下のようなデメリットもあります。

1. 大きな損失の生じる可能性がある
2. 24時間マーケットが動き続ける
3. 検討材料が少なくない

ただ、いずれのデメリットも、メリットの裏返しといえるものです。それぞれについて説明します。

### 1. 大きな損失の生じる可能性がある

メリット1.でお話しましたが、FXではレバレッジにより手元資金以上の金額の取引を行うことができます。そのため、資金の大きさにそぐわない多額の取引をすると、大きな損失を被る危険があります。

例えば、資金10万円、レート1ドル110円、レバレッジ25倍であれば、22,727ドルほどの売買が可能です。

このとき、仮にフルレバレッジで22,727ドルの買いで入って、レートが思惑に逆行し1ドル108円になったとします。このときの損失は、(22,727ドル✕110円)-(22,727ドル✕108円)=45,454円となります。

この損失額だけ見ると、大した金額ではありませんが、元手に対する損失率は実に45%ほどになります!仮に元手が100万円でしたら約45万円の損失です。

大きなレバレッジを適切に利用できれば大きく儲かりますが、後先を考えずにフルレバレッジの取引を繰り返すようですと、大損する可能性が高いでしょう。

発生しうる損失が、許容できる範囲に収まるよう取引金額を調整しましょう。

### 2. 24時間マーケットが動き続ける

メリット2.でもお伝えしましたが、FXは24時間取引できます。これはもちろん大きなメリットです。
ですが、これは見方を変えると、24時間いつでも取引できてしまうという言う方もできます。

実際のところ、24時間取引可能とはいっても、マーケット参加者が少なくトレードに適さない時間もあれば、マーケット参加者が多くても、異なる時間帯であれば値動きの傾向も大きく異なります。

例えば、もし夜中に思いつきで負けトレードをしてしまうと、トレード自体は24時間できてしまいますから、負けを取り戻そうとトレードに不向きな時間に取引を繰り返してしまう可能性があります。こういう場合、時間ばかりが経過した挙げ句、損失が膨らんで終了することが多いです。

「24時間取引できる」というのは、いつ取引してもいいという意味ではなく、自分の生活スタイルや時間帯ごとの値動きの傾向などを考えて、自分にとってバランスのいい時間帯を選んで取引できる。そういった選択肢が与えられている、という意味ではないでしょうか。
(もちろん、時間帯を選ばずに収益をあげられるスーパートレーダーの類はいらっしゃると思います。皮肉ではなく、それはとても羨ましく思います)

24時間取引できるからこそ、どの時間帯に取引するかは、しっかりと計画しておきましょう。

### 3. 検討材料が少なくない

メリットとして、海外ニュースに関心が湧くということをお伝えしました。
これは逆にいうと、そういうものにも関心をもった方がいいということです。

アメリカ大統領選挙、イギリスのブレグジットなどの政治的ニュースから、FRBやECBの金融政策、東日本大震災や昨今でしたらコロナウイルスのような非政治的・非金融的な出来事まで、多種多様な事柄がマーケットに影響しえます。

もっとも、意識すべき点は多いのですが、経済評論家になるわけではありませんので、ニュースや経済を際限なく追い続ける必要はありません。FXとしては、あくまでトレードに必要な範囲で注視していれば十分です。

また、ニュースだけで相場が動くわけではありません。チャート上の高値・安値や節目になるレート、移動平均線などのテクニカル分析、株式・先物・原油など別マーケットの動向も重要です。

チャートに全て織り込まれている、という言葉はよく耳にします。専門家が諸々の事象を検討しきった結果が現在の値動きとしてチャートに現れているのだから、それにつぶさに向き合えばいい、といった趣旨です。本当にチャートだけで勝てるのかは意見が分かれるでしょうが、チャートを軽視して勝ち続けているトレーダーは少ないでしょう。

まずは、日々チャートを見る習慣をつけるところから始めましょう。見続けることで、きっと色々なことに気づいていくと思います。

## まとめ

FXには、少ない資金で大きな利益を出せたり、24時間取引できたりと、とても魅力的な特徴がありますが、その特徴は諸刃の剣ともいえます。無茶をすると、遅かれ早かれ、そのツケが自分に返ってきます。節度と計画をもってFXを利用しましょう!

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